ドサイドン@こだわりハチマキ

ここは ただの びぼうろく

【ポケモンORAS】エピソードデルタの謎に迫る

久しぶりのブログ更新なので書く時のテンションすら思い出せない…

 

相変わらず自分、特に理由もないのにスマホで描いてしまう人間なので今回もまた色々と雑だが、まあブログってそんなもんでしょ(挨拶)

 

 

 

さて今回も雑に書いていくが、タイトルにあるようにこの記事ではポケットモンスターORASの、クリア後ストーリーであるエピソードデルタ(以下エピデル)について書こうと思う。

 

今まで「謎」とか「意味不明」とか言われ、時に嫌悪感まで抱かれて一部キャラクターは未だにアンチが多くなってしまうハメになったが、ストーリー自体はクオリティが低いという印象は案外持たれにくく、何か裏はあるんだろうが、その裏についてよく分からないという印象を持たれやすいこのストーリー。

 

その謎大きストーリーの「謎」に迫りたい!というのがこの記事の内容である。

 

この謎を突き詰めると、どんどんエピデルの魅力が分かって来たのでいっそこちらに記そうと思った次第である。

 

 

さて、この記事を読んでる方にまず問いたい。

 

エピソードデルタ、初めて見た時どう感じましたか?

 

単純に面白かったとか、レックウザがカッコよかったとかの他に、不可解に感じたり、納得いかなかったりしたという感想を抱いた方がかなり多いと思う。

 

今回はその「不可解」な部分を生み出した要素を中心に、エピデルの謎、本質に迫りたいと思う。

 

 

まずエピソードデルタについて軽くおさらいすると、

 

舞台となっているホウエン地方に突如隕石が衝突しようとしており、隕石から守る為にホウエン地方の研究者が隕石を別の時空に移動させる装置を開発したが、実はその装置にはポケモンの生体エネルギー(ポケモンの命?詳細は不明だがポケモンの犠牲を必要としているのは間違いないらしい)を利用しており、隕石の落下を予言で知っており行動していたヒガナは、研究者がポケモンの犠牲を生んだ事に呆れ、隕石を移動させる装置を壊し、研究者一同は騒然

その一方、ヒガナの案は、多数のトレーナーの持つメガストーンを盗み、レックウザを呼びメガシンカさせる事で、メガレックウザに隕石を破壊させようとしていた そしてメガストーンはヒガナによって盗まれた

プレイヤーはヒガナの動向を追い続け、ヒガナはレックウザメガシンカさせる準備が出来た際、主人公に自分の所に来るよう招いた

ヒガナは主人公に過去の歴史と自分の野望について語る(大まかに言うと、過去に1000年周期で隕石が降ってるけど、次隕石が降るのが今であり、今まであらゆる厄災をメガレックウザが沈めて来た。ヒガナはメガレックウザに隕石を壊してもらおうと思ってる、という内容) 

ヒガナは盗んだメガストーンをレックウザの前に置くが、何故かレックウザメガシンカしない…ヒガナが絶望していたその時、主人公の持つ隕石にレックウザが反応し、レックウザはその隕石を喰らい、主人公と絆を結び、メガシンカ出来る様になった。

そうして無事主人公とレックウザによって隕石は壊され、ヒガナは一連の出来事が終わった後、どこか遠いところへ旅に出た…

 

 

というお話でした まあこの記事はエピデルをプレイしてる人向けの記事なので、あくまでおさらいであり、細かいところで抜けてる部分があるのは了承願う。

 

さて、ここまで雑な振りになったが、ここからも雑なまま進行していく。主にエピデルの謎を考察してから、エピデル全体の詳細を考察していく流れにしようと思う

 

1.何故ヒガナの言動は自信満々だったのか?

 

雑なタイトルですまない…ここの項、かなり長くなると思うので了承願う(分けた意味…)

 

作中序盤から、ヒガナは自分の言動、ひいては理念、信念にやけに自信ありげな様子が多かったと思う

 

洞窟内で主人公に発した、「人は一体何を正しいと思って行動しているんだろうね?(意訳)」という言葉等、ここでは列挙できないくらい自信ありげな言動が多かったように思われる

 

まるでこの先何が起きるか知っているかのような程、自信のある行動をしていた。

 

 

彼女は未来にでも行って全てを知っているのだろうか?真相はさておき、ここでプレイヤーが感じた違和感、ひいては嫌悪感にまで行きつくヒガナの行動は、自信が膨れ上がったのか、研究者を中心とし、ダイゴ含めた大の大人を度々バカにして上から目線で言葉を喋っているポイントであるだろう

 

本編ではダイゴ含め、研究者達が隕石から世界を守ろうと努力して来たのに、彼らは何も考えてないと、真っ向から小馬鹿にするような態度を取り、努力の結晶である装置を壊してしまった

 

彼女は本当に「何か」を知っていたのか?知っていたとして、彼らを否定し馬鹿にする意味はあったのか?

 

 

まず、何か特別な事を知っていたか否かについて、彼女の情報を改めて軽く振り返る

 

 

隕石を予言し隕石から世界を守る使命を果たす一族の末裔であり、予言の能力を持った姉(シガナ)がいたが、本人はただの能力の無い少女だった しかし、姉が行方不明になり、残った一族は祖母とヒガナしかいなくなり、隕石から世界を守る使命を祖母から半ば無理矢理授かった

 

ORASで知れる情報はこれだけであり、その他公式がインタビューで、ヒガナはまったく普通の少女である、と明言されている

 

ヒガナが実は過去に行ったり未来に行ったり出来る少女であり、その過程で情報を得た…という設定は、正直恐らく無いと踏んでいる(過去記事にて稚拙な文で書いた、ヒガナは過去や未来に行っている、という記事を書いたが、正直言って根拠として薄かったと思う。しかし、どちらにせよ結論はそこまで変わらないと思っている)。

 

ヒガナは一族の末裔のみ知っている情報(主に上記の歴史の部分)を元に、隕石を壊そうと画策していた

 

それなら何故、同じく隕石を壊そうとしていた研究者やダイゴに向けて、いわばヘイトをぶつけるように嫌い見下していたのか?これが主な考察点である(前置きが長い…)

 

ポケモンを犠牲にして装置を生み出したのは確かに間違いないが、それだけだと見下している理由としては弱い。

 

犠牲を承知で装置を作ったダイゴ達に向けた、「想像力が 足りないよ」

というセリフに代表されるように、研究所でヒガナはダイゴ達に、彼らが何も考えていない、思考を放棄した、と言い放っている。

 

実際は思考停止とは当然思えないし、当然正義感がなければ、ましてや思考停止なら装置など作れるはずもない 背に腹が変えられない究極の決断の中、ポケモンの生体エネルギーを使った装置を作る事を決めたのである。

 

ここの苦しい葛藤を、思考停止と決めつけた部分がヒガナに対し嫌悪感を抱く要因になってしまっていると思うが、それはさておきヒガナは何故彼らを思考停止と断定したのか?

 

ヒガナは当初から、一族の教えである、メガレックウザに願いを伝え隕石を壊すという、当然成功すればポケモンの犠牲は出さず、隕石も壊せる一つの完全回答であり、成功率が極めて低いという点に目を瞑れば、ポケモンを犠牲に生み出された装置を使うより案としては良い

 

しかし研究者一同が努力を怠ったという事にはならない。

 

改めて問う 何故ヒガナはダイゴ達を思考停止だと言ったのか?

 

 

 

 

 

思考停止だと、思いたかったのではないか

 

 

 

 

 

大変具体例としては良くないが、私達の身の回りにもこのような人物はいたのではないだろうか?

 

何かを知らなかったり答えに辿り着かないだけでバカにするような人物に…

 

自分が今これを恨み節込めて書いているわけではないが、身の回りに一人はいたような生々しさを、ヒガナから感じるのである。

 

 

話を戻すと、ダイゴ達を思考停止だという風に曲解してまで見下したのは、それだけ一族の教えであり一族にしか浸透してない、「メガレックウザを呼び隕石を壊す案」を知っている事を過剰に誇りに思っており、その知識を持つことこそが正しさだと思っていたのだろう。

 

だからこそその知識を持たない人間を見下し、いつしか、人々が悪い評価を持っている「思考停止」な人物だと思うようになったのだろう

 

勿論実際は確かに辿り着かない人間が思考停止でも愚かでもない。ヒガナが間違った結論に一直線にたどり着いたのは、そうした誇りと彼女自身の差別心が原因なのであろう

 

しかしこれだけでは理由は弱い。そのような誇りを第一に信じるような原因について語られてないからである

 

 

ここでヒガナの生い立ちについて改めて振り返ると、

 

ヒガナは元々伝承者では無かったのに、伝承者の姉が行方不明になり半ば強引に伝承者になった。

そして新たにヒガナの情報について、ヒガナはエピデルが終わった後、祖母の所に行き、祖母は今まで重圧をヒガナにかけ、全ての責任を負わせていた事を詫びた

また、ヒガナは主人公に、「キミは苦しくなった時空とかを見る?(意訳)」と投げかけ、その後ヒガナは姉のシガナに会いたい、と嘆くシーンがある

 

 

これらの事から多少予想も交えて推測すると、

 

 

ヒガナは幼少期に姉を失い半ば強引に伝承者になり多大な責任を負う立場になってしまった

心の拠り所は少なく、姉を行方不明で失ってる為、相棒のゴニョニョに姉の名前をつけてしまうほど寂しい思いをし、伝承者という立場から失敗等の恐怖を怖れ不安のどん底に沈んだヒガナは、自分が選ばれし伝承者であり人を救う立場である事を心の支えにし、自分を保っていった 伝承者として人より立場が上だと思っているヒガナは伝承者でないのに世界を救おうとしている人々を、自分の誇りのせいで勘違い、想像力の足りない人間達だと見下した…

 

 

幼少期から続くプレッシャーから歪んでしまい、人を見下す性格になるという流れはなんとも生々しいが、特にあの見下し方の妙なリアル感が生々しさを生み出し時に嫌悪感を生み出してしまったのかもしれない

 

一つの章を終える前に余談を挟む

 

まず一つは、ダイゴ達はヒガナの言葉に反論できず、見下される事に反発しきれなかった事である。

ヒガナの論は正しくはないが、その間違いをハッキリ指摘するようなシーンは無かった。

 

これに関しては、ダイゴ達側は、「人々の命を守れる」かどうかに価値の有無を見ており、それが出来ないのを思考停止と罵られても、それを部分的に肯定している以上反論しきれなかったと推測する。

 

ヒガナの狡猾さ(表現正しくないかも)が垣間見えるシーンである…

 

余談もう一つ目は、ヒガナが自分を人より上と思い込んだのは、伝承者という立場の他にもう一つ理由があるのではないかという事である

 

簡潔に言うと、それはマグマ(アクア)団を手中で操った経験だと思っている。

 

この話に関しては証拠の無い予想に過ぎないが、ヒガナをわざわざ殿堂入り前からストーリーに絡ませ、エピデルでマグマ(アクア)団と深く絡ませたのは、何かしら理由があると自分は踏んでおり、それがこの話だと思っている。

 

2つの予断を挟みつつ、この話を終わりにしようと思う。

 

2.何故レックウザはヒガナの力でメガシンカが出来なかったのか

 

そりゃレックウザの力が弱まったからって言ってただろって言ってしまえばそれまでなんだが、少し話をずらし、

「何故ストーリー上でヒガナの力が及ばないような話にしたのか」

 

について書こうと思う。

 

ヒガナは確かに使命のために急いでいた部分もあるかもしれないが、レックウザが仮に従来の力があれば、ヒガナの行動と努力はしっかり報われ、無事レックウザメガシンカしたはずなのである。

 

それでは何故ストーリー上では、レックウザが力が弱まっておりヒガナの力ではメガシンカ出来ないという展開になったのか?

 

ただの理不尽要素?否、それはストーリー上の重大な局面の要素にしては弱く、大事なシーンに入れ込むような要素とは思い難い。

 

 

即ちここでヒガナが失敗する事を、ストーリー上の重大な要素として設けた。

 

これは、準備不足というヒガナの弱さを描いているのか?否、それはエピデルレックウザが弱まっているという事までを念頭において行動しよう、という教訓を伝える話になるが、そもそもレックウザの性質を予想で知ることなど不可能であるので、これを予測する事の大切さとして伝える話だとは思い難い

 

ズバリ、これはヒガナへの制裁だったと踏んでいる。

 

この話をする前に、ポケモン過去作の「制裁」について持論を踏まえつつ語ろうと思う。

 

まずXYに登場するキャラクターのAZ。

 

彼は彼の死んだポケモンのために最終兵器を起動し、多数の命を犠牲にした。 そしてその最終兵器で彼のポケモンを蘇らせるも、彼もそのポケモンも永遠の命を得てしまい、そのポケモンは彼に愛想を尽かし自ら離れてしまった

 

彼は「生」を求める為に犠牲を出した結果、「生」に苦しむ目にあった。

 

次にORASマツブサ(アオギリ)

 

彼は陸(海)を増やし悪環境を改善しようとして悪さをし古代ポケモンを復活させた結果、甚大な被害を被る事になってしまった(未遂)

 

 

彼は陸(海)を求める為に犠牲(悪さ)を出した結果、陸(海)に苦しめられる事となった

 

(この他もう一人フラダリという人物がいて、彼は命の数を減らそうとして犠牲を多少出そうとした結果、彼だけが犠牲になる事となったが、これは少し制裁と言うには違うとも言えるので除外した)

 

このように一部登場人物の行く末は、どこか共通点があると思って列挙した次第である

 

大胆な予想として、何か犠牲を出したor出そうとした結果、その何かに苦しめられる、という一つの決まりがあるのではないか、と思っている

 

何にせよ、犠牲を生み出して得る利益は実を結ばない、という決まり事のように見えた所存である

 

 

ここでヒガナに立ち戻ってみると、彼女は前述を踏まえると、何よりも己のプライドを第一に動いており、装置を壊す等(マグマ団やアクア団に入って悪さをしたことも含めるかは微妙)「犠牲」を生み出した結果、レックウザメガシンカしないという「制裁」を受けた。

 

前述の悪役等の例を踏まえると、何が利益で何を犠牲とするかは人それぞれだと思うが、自分の意見としては、

 

ヒガナは「己のプライドの為」にメガストーンの略奪や装置の破壊等「犠牲」を生んだ結果、レックウザメガシンカせず、このままでは世界が終わるという、自分の使命を果たせない事からの、「己のプライド」を完全にへし折られる「制裁」に繋がる

 

と考えている

 

 

実際この通りでないかもしれないが、高飛車で身勝手に振る舞いすぎた結果制裁をくらった、という認識までは一致していると思うので、大方正しいと踏んでいる

 

 

ちなみにポケモンはどの作品でも、「誰が正しく誰が間違っている」という基準を設けた事は無い(筈)

 

いかなる人物が思うままに行動しており、ゲームソフト単位でねじ伏せられるような事は無い

 

しかしどのソフトでも、犠牲を出そうとする登場人物がおり、それを常に防ごうとする役割の人物がソフト毎に存在する それを次章で記す

 

 

3.主人公とは?

 

orasに限らず、ポケモンのストーリーにおける主人公について皆さんはどう思っているのだろうか

 

結論から言うと、「答えを出し、実行する存在」だと思っている

 

何を言っているんだお前はと言われそうだが、まず主人公はいつも常にどのシリーズでも登場人物から特別視されているのは間違いないし、皆も実感していると思う

 

そして何より、犠牲を生み出しまいと行動する人物だと思っている

 

 

どのシリーズでも、誰が善か悪かどうかは明言されなくても、目の前で苦しんでる人がいたり、犠牲が生み出されようとしていたら、真っ先に身体が動いてそれを阻止している印象、皆さんも一度は抱いたと思う。

 

 

ことORASに関してはこれは顕著で、まずグラカイから守る為に主人公は専用スーツを着用し、危険な任務をこなし無事解決した

 

 

そしてエピデルでは、偶然持っていた隕石がレックウザの力を取り戻し、レックウザと絆を交わし、力を合わせて隕石を壊して結果的に何の犠牲も生み出さず、世界を救った

 

 

後者は特に顕著で、運も交えるほどである

 

他世代でも何度も見られるように、主人公はとにかく犠牲を生み出さないような動きをする

 

その一方、犠牲を生み出した人物には制裁されるようにも出来ている

 

 

プレイヤーが動かす主人公は、歩む道をある程度定められており、犠牲を悪とする世界の意志を踏まえると、主人公はまるで天からの遣いのように感じられる。まるで犠牲を生み出しまいとする世界の意志に従うように…

 

 

エピソードデルタでは、主人公が運よく隕石を持っていたから犠牲を出さずに解決したが、逆にこのような奇跡でもない限り何かしら犠牲を生んだと考えると、現実の世界ではこのような人物はおそらくいないので、逆に利益を得る為には何かを犠牲にしなくてはならない、というエピデルを通じて出された厳しいメッセージのようにも見える

 

 

4.総括

 

ここまでの話をまとめると、自分の推測するエピデルはこんな感じです

 

ヒガナは幼い頃から伝承者という立場の重圧に苦しんでて、自分は伝承者だという誇りが自分を支えてて、次第に自分以外の人間を見下すようになって、いざ隕石を食い止めようとするとき、マグマ(アクア)団を操ったり他人のメガストーンを盗んだり、研究員の装置を破壊したりした結果、それが祟ったのか失敗し、その時主人公が運と力でレックウザと絆を結び、何の犠牲も出さず無事終わった

重圧から解かれると同時に自分の事を知ったヒガナは祖母に慰めてもらい、遠い旅に出た

 

END

 

 

といった感じですかね

 

ヒガナは終始上から目線でしたが、終盤で弱みを出してしまう点からも、人間意外と分からないという事も伝わってくるストーリーでした

 

5.終わりに

 

もう少し長くなるかと思ったが、荒削りしたせいか、かなり短く収まった気がする

 

ストーリー上の細かいセリフや気になったセリフを解説するような事は出来ず、大雑把な内容になってしまい、皆の抱くエピデルへの違和感を払拭するような事は出来なかった

 

しかし、なぜか思ったより短くなったにせよ、大体書きたい事は書けたような感覚は何故か大きく、不思議ですね

 

今回の私の駄文がきっかけになる事は無いかもしれないが、エピデルについてまた話題になってほしい、という感情はあります

 

ピデル、考えれば考えるほど面白い作品なので…

 

では、めちゃめちゃ眠い(午前3時)のでここで終わりにします

2021/05/01 追記

 

そういえば、アオギリマツブサは伝説のポケモンに関わる悪役だった訳だが、ヒガナはレックウザ版のアオギリマツブサ枠だったのだろうか?という疑問が個人的に湧いてきたのでここに追記します

 

諸説あると思いますが、アオギリマツブサはやはりただの過激派環境保護派だと思うんですよね というのも行動からして本音は世界征服じゃないのかと思ってましたが、野望が失敗した際、というか伝説達が暴走した際に彼らは(どちらか1人が)「こんな事を望んでたんじゃない…(意訳)」と発言してたので、少なくとも目的としては環境保護だったんじゃないかな〜って思います

 

何故過激派環境保護派になったのかに関しては(自分のしてる事が正しい!と、プラズマ団のように信じてる描写とかがあるなら判断材料にもなるのですが、流石に覚えてないのでここは憶測です)、何というか現実にいる過激派な自然派とか過激派なヴィーガンとかの既視感を感じましたね 自己顕示欲の為に掲げた目的のために伝説のポケモンを、その目的を叶えてくれる願望の対象として見ているような感じがありました

 

勿論上記は憶測なのですが、少なくとも団を作り過激に運動してるのが一つの根拠のように思えます

 

何が言いたいかというと、ここがヒガナと同じに見えるんですよね 説明はさておき、彼女もまた同じ存在に見える…

 

勝手な願望を叶えてくれる対象として、伝説のポケモンという生き物を利用しようとすれば、そんな都合の良いことは起きず、その欲求を見透かすかのような報復が自身に返ってくる、という物語なのでしょう 利用しようとしたのが伝説のポケモンという強大な力であることに関して、その利用しようとした強大な力というのがどのような意味合いを物語に持つのかどうかは、自分には掴みきれませんでした…

 

 

 

ならば尚更主人公という存在って何だろうって思いましたが、やはり「答え」なのでしょうね

 

問題を解決しようとする事への自己顕示欲の為に利用しようとしても出来なかった伝説のポケモンを、特に問題解決しようという心情は露わになってないけど他には無い素質を持ち、その上スーツが目の前(手持ち)にあるという偶然が重なった人物こと主人公と、心を通わせ問題を解決するという…

 

話の悪質な曲解のしての例を出して申し訳ないのですが、皆に認められたいが為に学歴を強く欲するようになり、「自分にはこれだけの学力があるんだ!」という妄想を強く信じて、現実に直面した際絶望する最中、本当に学力を持ってる人は平然とした顔で世を生きてる…ような話と似ていますね(前者は筆者の私の事…というのはどうでも良い話)

 

最終的には表ストーリーとエピデルのどちらともハッピーエンドだった訳ですが、その裏には才能や素質の壁という結構無慈悲な話がひっそりと存在する、ちょっぴり虚しい話でもありましたね

 

てことで追記を終えようとしてますが、とある話を思い出したので更に追記

 

結構前のポケマスのホウエントレーナー全員集合イベントで、チケットが2000枚貯まると(二日で貯まる)全員の集合写真を撮ってクリアになるのですが、その際ユウキがヒガナにも入ってもらいたいが為に手を無言で振って、ヒガナは無言で手を振りかえすんですよね しかもその後ユウキとハルカは普通に喋ってるっていう…

 

あの手を振る瞬間だけユウキは原作主人公の振る舞いなのも良いし、ヒガナが無言で手を振るのが…もう……エモい(感情を説明できない時に苦肉の策として使われてしまう表現)ですね

 

いや本当に説明出来ないですね() ヒガナの感情としては、イキってた時にまるで赤子の弟(妹)のように接していた人間に、その感情を全部行動で気づかせて、おまけに自分が持ちたかった素質を持っていたと気付かされた人物ですからね その人物に手を振られた時の感情というとね… 無言で振り返すのが無難な対応とはいえ、来るものがありますね ホント

 

(あとポケマスでのORASの主人公ポジはユウキだったんですね ハルカは図鑑集めとしてのキャラを強調されてたので尚更ね というかイースターイベントのユウキさん、心震える活発思春期男児でしたね マジか…wwwwってなりましたwwww ぶっ込んできててウケた)

 

また何かあったら追記しますね というか、また近いうち何かありそう…(念の為ネタバレ厳禁でお願いします)

 

ではまた近いうちに…