ドサイドン@こだわりハチマキ

ここは ただの びぼうろく

ポケマスEXの夏のN・トウコのエピソードも良い意味で滅茶苦茶ヤバいと思った話

どうもです 真深夜にポケマスのNのエピソードを読み感動してふせったーに書き殴ってたのですが、あまりに量が多くなった為、別途にブログに書き起こしておくことにしました

 

という事で以下↓ふせったーに自分が書いた文のコピー 日本語が相変わらず終わってます

 

 

 

 

 

夏イベというよりイッシュイベだ!となる今回のイベント
 
とにかくトウトウやNの絡みが濃くて凄いのですが、そこら辺の細かい部分はBWの過熱ファンが何か語ってるのでそっちを見たいですね 細かい部分はよく分かりませんでしたが、Nが本当にこの祭を楽しんでたのと、トウトウにニンゲンとして優しく扱ってもらえたのが、初めてホントウの居場所が見つかったような感動を覚えたのでしょう
 

俺もNと似たような時になってるから気持ち分かるわーwwwとか半分冗談で笑いながら言ったらNの超過熱ファンにサツ意の目で見られそうですが、冗談はさておき実際Nのように、自分に居場所が無い上に自分は居場所を求めるべき人間では無い、と自責の念を持つ人にとってはこの優しさは本当に泣くほど嬉しいのは事実だと思われます


本題に入ると、今回のエピソードで一番ヤバいと思ったのは、あまりに分かりやすい勧善懲悪者を描いた事なんですよね そして怒るトウトウとそれに続くNの構図
 

少し話が逸れますが、原作を踏まえた今までのポケマスでのNは、白黒どちらかを選ぶのでは無く、どちらも受け入れる灰色の世界が美しい、という思想があると思われてました。ポケマスでのゲーチス編は、ただ一人ゲーチスの存在と平和の両方を肯定した存在であり、その他全員が一方を否定する存在になるという、Nというニンゲンとその他のバケモノという構図になっていました(自分の過激な表現です…) 原作でNが一人バケモノという構図の対比であり、また原作での罪の意識から(白黒混ざった世界を望む者としての)、この孤独に立ち向かわなければならないという悲しき使命感を持っていました
 
ところで一般論ですが、ニンゲンは白黒どちらかにどうしても偏った生き物であり、それはNに関しても、「白黒のどちらも肯定されるべき」という、白黒ハッキリした思想を持っているという意味で同様でしょう
 
ゲーチス編ではゲーチスの侵略を許さないという意味でも思想が表れていました。でも、それこそがニンゲンでしょう。ここの、ある種の矛盾とも言える要素は意図して描かれてるのかそうでないのか自分にとって分からない部分でした。

 

話を戻すと、今回のNのストーリーは、あからさまな勧善懲悪、何よりヘイトを買うようなブレイク団の行動という、プレイヤーにとってもとても肯定出来ない存在を敢えて描かれており、否定に先陣切ったトウコに続く形ではありましたが、Nは否定に行動を振り切りました。しかし、これこそNが無意識の内に持った人間性なのでしょう。
 
それと同時に、彼もまた当然白黒のどちらかハッキリした「ニンゲン」側である事、そしてNにとって、また皆にとって否定したい要素を持つゲーチスという存在を肯定しようとする際、この葛藤に自分の過去をも含めて悩まされてしまうのでしょうね…

 

ここで話は終わると思ってましたが、実は一つ気になった部分がありまして
 

Nの、白黒ハッキリさせるべき、と主張して行動してしまった過去に、白黒がどちらも受け入れられた世界を望む彼がその自責の念で自分を縛っているのがゲーチス編までのNですが、それを踏まえて、「ねがいぼしが壊されたシーン」を見直したいと思う
 

初めは単なる悲しい事故として認識してましたが、そうではない可能性もありそうなので、振り返ろうと思います
 

Nはブレイク団に宝を壊された訳だが、その前にブレイク団を、形はどうあれ「騙し返し」ている また、ブレイク団は振る舞いがエグい割に報復にそこまで遭われてない(解釈によって分かれる部分であり自分は敢えてそうしたと思ってるが、そもそも報復が足りない演出では無いという見方もあれば、報復が足りないと思ってる層もいるとかなんとか…)
 

この一連のシーンについて考えると、まずそもそもブレイク団への報復に関して考えると、まずBWという作品上、特にゲーチスのような絶対悪のような存在(目的が果たせなくて暴れた点は似ている?)についても、その作風のテーマから完全否定される事は無い。そのため報復が少なかったという演出は敢えて行われた可能性も大いにある 理由は上記の通り
 
次にNがダメージを受けた理由について考えると、まずNは過去の振る舞いについて強い自責の念を覚えており、これは、自分(N)は因果応報の内の応報に当たる部分を受けるべきだと認識していると考えるのが自然
 
"それを踏まえると、白黒ハッキリさせブレイク団を否定し、悪事の報復として騙し返すのを選んだNは、その因果応報の関係性を用いたNに対して、まるでNが自責の念を持ち過去の振る舞いを応報という形で断罪されるべきと思ってる事を思い出させるように、また今のNが過去のNを「否定」してしまっている事を表すかのように、ねがいぼしを壊されるという「報復」が襲ったのでしょう"
 
↑この部分特に日本語が終わってるので軽く言い換えると、Nが白黒つけた思想をぶつける為に悪事を仕返すのならば、同時に過去の振る舞いに対する報復が存在するのを表しているのでしょう うーんこれでも表しきれてない…
 
無意識下とはいえ白黒どちらも受け入れるのではなく白黒ハッキリさせて報復を騙し返しという形で浴びせるなら、過去のNの行動も否定されてその報復を浴びるべき…という彼自身の無意識下の思想が、それを思い出させて表し、報復という形で彼に襲いかかってきた、と言いましょうかね… 
 
もっとも、Nの過去がそんな否定をされるべきじゃない、とNに言ってくれる誰かが来る事こそが、BWの最終帰結点だと思います 今回はそうしたNの自責の念への疑問を表した内の一つなのかもしれませんね(もう一つはゲーチス編のラスト)
 


Nが行った「悪事」は、人を騙した人に対する解決手段としてのみなので悪事と呼ばれる事は無いが、ここら辺は原作のNが言われた事と少し重なるのもポイント


要するに、Nはこの自責の念が生み出す因果から逃れられないのでしょう ブレイク団からの悪意という、内的では無く外的な不幸に見舞われてはいますが、これは彼が自責の念と一生戦い続けていることの表れ、なのかもしれないですね まあ実際は単なる不幸として描かれてる可能性も大いにありますが、話の造形が(特に騙し返した故の不幸なのが)特徴的であり、何か意味がありそうな予感がします
 

 
話を進めると、最後付近のシーンは、Nがトウコに「宝を壊した」事を謝ってるが、ここら辺は本当に他意は無いと思うが、トウコに話しかけられて深く考え込んでた理由は、宝を壊された事へのショックの他に、この上記の因果の関係から、ペンダントを壊されたのは本当に自分(N)自身の責任があると考えていたのかもしれない… そして、自分が「過去のN」になった事を悔いているのかもしれない…


余談の前に最後に、自分は今のNに必要なのは過去のNの肯定だと思ってるですが、まさか最後のトウコの励ましの言葉(形は無くても想いがあればそれで良いとする言葉)は、まさか過去のNへの部分的な肯定になっているのだろうか… (よくわかってない)

そうかどうかはさておき、白黒どちらも受け入れるべきという思想と過去の行いへの自責の念が両方あったり、肯定されて心の底から喜べる辺り、Nさんニンゲンらしいニンゲンだよ! 少し共感性が薄いくらいなのかな…
 

何にせよ、今回のエピソードは、焦点が当てられるのか怪しかった、Nが持つニンゲン味に焦点を当てられるのを中心にBWの濃密なストーリーが展開されてて、本当にヤバかったです 個人的にいつか見たい部分がその焦点を当てられた部分だったので…
 
あと改めて、Nはトウトウが本当に大事なんですね…! トウコは後から知り合ったという形になったっぽく、話に厚みが広がっている印象です 
 

N自身が過去のNを受け入れられないのも


BWの過熱ファンは興奮ヤバそうですね
 

ここからは余談ですが、まずからておうは何故太鼓を素手で殴ってたのでしょうか…笑
 

サイトウがデカすぎるのも面白かったです
 
あと冒頭付近のシーン…

 

 

 

りんごって何ですかーーー!!!(やめr