ドサイドン@こだわりハチマキ

ここは ただの びぼうろく

【DEL_ARUN_】(バレあり)このゲームの真相に迫りたい

この記事を前書いた時、全く読みにくく内容も無かったので消して新しく作り直した。変に長くしない方が好きなので極力短く行く

 

この記事にはデル◯ルーンのネタバレが多様に含まれている(Mother3のネタバレも)為、好まない方は今すぐブラウザバックを強くお勧めする。また、デル◯ルー◯の内容を大体知ってる前提での内容になる。相変わらず纏まりのない、文の形を保ってるのか怪しい文である事を一応断っておく。単なるメモ帳だと思った方が良い…

 

 

 

 

 

 

では書き始める

 

1.ストーリー全容の予想

 

早速書く。以下予想

 

デル◯ルー◯は表向きはアイデンティティやコンプレックスに焦点を当てたゲームである。このゲームの特徴的な要素である闇の世界はアズリエルがクリスのために作ったゲームである。しかし、どうやらアン◯ーテー◯のCharaのような存在によって無意識に手助けをされていたらしい。

 

Charaはこの世界が気に食わず、全てを滅ぼそうとしていた。その為にゲームを作ろうとしていたアズリエルに呼びかけ、ゲームと称して特別な力を教え、そのゲームによって世界の破滅を目論む。また、全キャラクター達を裏から無意識のうちに命令して操っており、シナリオ通りに進めている。

 

ちなみにガスターはデル◯ルー◯の世界の全てがゲームであることを理解しており、その世界をただ実験として傍観している。

 

アズリエルの目的は、クリスが周りとの種族の違いによる差別や、それに伴うコンプレックスに苦しまないようにする事。その為にクリスにとってそのような差別を全く感じないような世界をまずは作る事にした。また、アズリエルが作ったこの闇の世界というゲームの世界は、クリス以外にとっても理想的な環境である。

 

アズリエルが作ったゲームのプレイヤーは私達プレイヤーそのものであり、アズリエルはクリスの中に我々プレイヤーが入り、クリスを操作させ、その過程で街の皆と仲良くなり、プレイヤーが作ったその関係性をクリスに与え、クリスが幸せになる事を目的としている。ちなみにニンゲンのソウル以外でテストプレイをしている。

 

 

そういったことがプレイヤーに悟られないように、闇の国の中で名乗る際は名前をアズリエルのアナグラムであるラルセイにしている。

 

しかし、クリス本人は意識はある為、この状況を苦痛に感じている。

 

アズリエルは闇の泉を封じる事を目標にしているが、実際は闇の泉を封じるという目標の為にクリスが街の人(ライトナー)と共に力を合わせる事を目的としており、アズリエルが語った歴史や伝承や、ダークナー達が語った因縁や歴史は全て作り話である。

 

また、アズリエルもまた自身の孤独を癒す為に、ラルセイという導き人としての立場を楽しんでいる。まるでアン◯ーテー◯のアルフィーのように…

 

このストーリー内では実はCharaも出てきているが、それは真夜中になったり、クリスが興奮状態になった時に現れ、ストーリーの筋書きに沿って闇の泉を開く、と言ったような行動を起こす。 

 

このゲーム内では同じくコンプレックスやアイデンティティに悩むキャラクターがいる。パピルスは思い通りに人生が進まず塞ぎ込んでしまっており、ジェビルやスパムトンは自身の存在の事実を知ってしまい、それに抗ったり何かに憧れを持ったりした。

 

夢の世界に憧れを持ったのは他のモブキャラも同様であり、徐々にスージィのように惹かれる事になる。

 

余談だが、結果としてモブキャラ達はアズリエルに操られる、管理されてる存在になっているが、大多数のモブキャラはそこをあまり気にしていない。操られる事を受け入れても幸せになれるという事なのかもしれない。

 

 

そしてこのアズリエルが作ったゲームのラストは、「何故か開き続けた」闇の泉の、最後の泉を封印する事だ。しかし、ダークナー達はクリスのために作られた存在とはいえ、ライトナーと仲良くなったり、感情が芽生えていたり、そもそもライトナーにとっても理想の環境であった。現実が辛くなったライトナーに取っての第二のホームになっていた。全てを既定路線として作り上げ、用が済めばゲームの世界を消そうとするアズリエルへのヘイトは、まるでノエルのクイーンに対するヘイトのように周りのモンスター達が溜め込んでいた。ここから2つの分岐がある

 

アズリエルが闇の泉を封印する事に賛成する場合としない場合に分かれる。

 

 

賛成する場合はアズリエルと戦う事も無く、闇の泉を封印し、世界は元通りになる。特にスージィからは恨まれるし街の住民からも恨まれる。アズリエルからは「それで正解なんだよ」と肩を持たれる。

 

しかし不本意だったのは当のクリス本人である。本当は闇の泉を閉めたく無かったのに閉める事になり、自身を操ったプレイヤーやアズリエルを心底恨み、深夜に家を出て闇の泉を開こうとする。しかしその恨みを利用されCharaのタマシイと共鳴し、呪いを込めたナイフを地面に突き刺し、闇の世界が訪れるどころか咆哮が起き、世界は崩壊する。クリスは最後まで誰かの目的の為に操られた哀れなニンゲンだった、という悲しいオチ。最後にCharaはプレイヤーに、こんな中途半端なオチじゃ無くもっと面白いオチがあるぞ、とプレイヤーをAルートに誘い込むかのような台詞を笑いながら言い、ストーリーは終わる。

 

 

闇の泉を開くのに反対した場合の分岐は、ラスボスはアズリエルが用意していたラスボスでは無くアズリエル本人となり、皆で力を合わせ、クリス本人が意志を持ち皆の意志を一心に受け止めアズリエルの策略を止める。ユ◯ストーリー感が少しある。

 

恐らく最後のこのような対立は、最後は現実を見る事こそが正義だと訴えるアズリエルと、時には現実から離れて逃避した方が幸せだったり有意義だ、と訴えるその他キャラクター達、そしてプレイヤー自身が結束して戦う構図になるのだろう。

 

しかしアズリエルはゲーム製作者であり、ゲームを強制終了することが出来、皆は強制的に物語開始前に引き戻されてしまう。アズリエルの力によってプレイヤーの操作からクリスは完全に解き放たれるも、物語終盤で皆と仲良くなり意志を一つにしたクリスは周りから種族の壁を超えて好かれる事になり、身体を動かしていたプレイヤーにも感謝し、大団円。しかし、アズリエルだけは元の人生と比べ更に孤独になり、疎外されてしまう。しかし、スージィ等仲間達の説得により、勇気を取り戻し涙を流す。自分はここにいていいという自信を取り戻し、家に帰る。

 

しかし、クリスの中にはCharaのタマシイが宿っており、Charaは筋書き通り世界を破滅させる為、クリスを操り呪いを込めたナイフを地面に突き刺そうと外に出る。アズリエルはクリスなら闇の泉を開けると思い、開くようお願いする。それをスージィが気づき、また一緒に闇の世界に行きたくなったのかと呼びかけ、一緒にナイフを地面に突き刺す。表面上は笑顔なアズリエルも、裏では呪いの感情がある。

 

 

しかし、明らかに様子がおかしいクリスを見て、スージィはクリスに問いただす。しかしプレイヤーが操っている様子では無い。アズリエルの意志でプレイヤーに操られ、今度はCharaに操られそうになるクリスをみてスージィの感情は爆発。自身の家庭環境もあってか、共感する部分が尚多かったのかもしれない。

 

操られ続け、差別を気にし、アイデンティティの危機に何度も晒されたクリスには今は居場所があり、ノエルを含む周りの人間、そしてプレイヤーまでもがクリスを応援する(ここは任意であり選択に関係なく物語は進む)。クリスが全ての柵から放たれた時、皆は大喜びする。

 

改めてクリスはスージィの話を聞き、ナイフを地面に突き刺す。この時プレイヤーの選択肢は出て来ない。その時出てきた闇の世界は世界の崩壊は招かず、平和な世界が訪れる。アズリエルは、色々あったけど "思い通り" になったと発言し、物語は終わる。しかし、スージィは大方満足しているものの、これで良かったのか…?と意味深な疑問を持つ。悪い大人から逃れるようにワルというアイデンティティを持ったスージィに取って、結局誰かの意図通りという結末に疑問を持ってしまったのだろう。結局楽しかったからOKか!と解決するが、意味深に映るだろう。

 

肝心のCharaは野望を達成出来なくなったが、プレイヤーに別ルートでもっと真実に近づくことが出来ると唆す。こんなEDで満足出来ない、もっと真実が知りたい、もっと強い敵と戦いたいと思ったら別ルートでの探索を進める、と言い残し、去っていく。セーブはクリア直前までしか出来ないが、タイトル画面に何かしら称号が手に入る。

 

 

 

 

 

 

 

ここまでが表ルートで、裏ルート(Aルートと呼ぶらしい)では、クリスがプレイヤーの動向によって人望を集めるストーリーを想定されていたはずがプレイヤーが闇の世界内でキャラクターを全て56してしまい、人望は潰えてしまう。また、このルートでは同じく世界を楽しがって破滅に追い込もうとするCharaのような存在があり、キャラクターに命令する事でストーリーを進めている。クリス本人の評価になってしまう事をアズリエルは恐れ、事実を全て言う。ただ、隠された真実はCharaが言う。この世界はライトナーもダークナーも関係なく、全て作られた存在であり、自己満足の為にプレイヤーのような存在がクリスを操ってプレイしており、それを利用して何かを狙っているのがCharaである、という事だ。

 

表ルートでアズリエルが全てを管理しようとしていたように好き勝手に動き回る、クリスを操ってるプレイヤー相手に、世界をリセットさせ元の何も起きなかった世界に戻す為に皆で力を合わせアズリエルがプレイヤーに立ちはだかる。ただ攻略し楽しさを得る為に存在するプレイヤーと、その為に存在する悲しき存在のキャラクター達の構図を描かれる。

 

プレイヤーはアズリエルに勝つも、アズリエルはゲーム製作者なのでゲームを強制終了させる事が出来、結果的に物語開始前に引き戻される。アズリエルの力によってプレイヤーの操作からクリスは完全に解き放たれた。しかし、側から見てクリス本人なのか見分けがつかないキャラクター達にとってクリスは脅威であり、結局クリスに向けられる冷たい視線は一層増してしまう。

 

 

そんな鬱屈したクリスと、結末が知りたいプレイヤー、そして筋書き通り世界の破滅を望むCharaとの2人のタマシイは共鳴し、深夜、クリスの下に再び宿る。

 

通常ルートを歩んだプレイヤーは、(予想の)EDは納得しないだろう。しかし今回はプレイヤー自体が望んでしまっている。ただこのゲームの違うオチを好奇心でAルートをプレイしていたのにオチが変わらないからだ。Charaからは「呪いを込めてナイフを地面に突き刺せば、新たな展開が待っているぞ」という言葉に乗せられ、ナイフ片手に歩み出す…。

 

不穏なBGMと共にプレイヤーはクリスを操作し、歩みを続ける。そこにスージィとラルセイが近づき、目の前にいるのはクリス本人だと思ってるので、闇の泉を作っても世界が終わることも無く大丈夫だと思い、一緒にナイフを地面に突き刺す。しかし、クリス本人では無いクリスが刺したナイフには呪いが込められており、世界に混沌が訪れ、闇に包まれて終わる…

 

 

両者のEDの後、ガスターの笑う声が静かに聞こえ、ゲーム終了… 騎士はルートによって異なる者となる。通常ルートはアズリエル、Aルートはプレイヤー…

 

 

アズリエルはプレイヤーの動機を理解している。全く誰も56さなかった場合が最善の選択肢にならないようになっており、本当に全く誰も56さなかった場合はプレイヤーの優しさを多少は褒めつつも、それが偽善的で有る事を暗に伝える。最善とされる選択肢に行き着く為には常に不サツを貫く事が正解にならないゲームとなっている。これは物語終盤でアズリエルから明かされる。AルートではアズリエルではなくCharaが言うが、自分と同じ奴だ、と一言言うに留まる。

 

アズリエルは最初はクリスに自信を付けさせる為にゲームを作ったが、同様にホームタウン含めて全てがゲームの世界だったのだ。全ては等しくガスターの実験の為の存在…

ここまでが予想

 

2. 予想の根拠

 

 

長く書いても仕方ないので手短に書く。

 

まずクリスは周りと違いニンゲンであり、明らかにトリエル達の実の子では無い。街の南にはニンゲンが封印されている可能性が高い(chapter2でモブキャラがそれとなくクリスを出して喋っていることから)

 

それ以外にもクリスの様々な行動(省略する)から、明らかに自分がニンゲンである事を嫌がっている。このコンプレックスが行動を起こす原動力になっていると考えた。スージィがシャドウジェム(ガラス)を通すと冷たく睨んでるように見えるのは、心の底の差別心が原因と考えられる。

 

次に、皆が誰かにストーリーの為に操られているという設定と、ノエルとクイーンの関係性について

 

この皆が操られているという設定は明らかであり、その場合クイーンのストーリーは全体のストーリーの根幹になるのでは無いか、という予想だ。操られ管理される事を幸せと思うな、というテーマが込められたこのストーリーは、最後まで強く残ると予想。

 

アズリエル=ラルセイだったり、アズリエルがゲーム製作者側である根拠の説明は省略… そうでない可能性も大いにあるが、単に説明が面倒…  

 

また、この世界で誰しも自分が望む通りの形になれない、という最初の忠言を踏まえ、理想と現実の対比を描くだろうという予想を踏まえた。

 

・最後3人が集まって世界を終わらすEDだと予想した理由

 

アズリエルの予言やガスターの実験の際の発言(3人が集まって天使の楽園を破壊する旨)から 

 

 

他にもある気がするが取り敢えずここまで

 

3. 予想への疑問

 

疑問というよりは欠点?良い言葉が思いつかないが、取り敢えず論拠の不十分な部分を書く

 

・何回もこのゲームの世界がプレイとリセットを繰り返した可能性を触れられていない。

 

バードリーが通常ルートで冷凍チキンナゲトの匂いがしたり、クリスの部屋のとりかごが何度も打ちつけたあとがあったり、ノエルがゴミ捨て場を懐かしいと言ったり、とにかくそうした可能性に触れていない。正直何回もリスタートしてるなら、アズリエルが裏ルートで違和感に気づく時期が遅い。ただ、この他に最初からクリスとスージィの名前を知っている為、リスタートというよりテストプレイをしていた可能性はある。プレイヤー以外のタマシイを入れたりしたのだろうか?クリスはその間同じように気づいていたのだろうか。クリスを変えるにはプレイヤーの精神が無い限りダメなのだろうか?謎…

 

 

・ラルセイが最後そのように抵抗する動機が弱い

 

実際弱いが、アズリエルがエリートとして描かれるのであるならば、「いつまでも空想の世界に逃げんな!」という主張をするのかもしれない。ズレた価値観でクリスを縛ろうとするとか(筆者がエリートを妬んでる訳では無い)

 

また、このゲームはゲームをプレイする我々と、ゲーム内のキャラクターという関係性へのメタを描くゲームでもあり、特にこのゲームは極限まで突き詰められる可能性が高いと言えよう。予想のストーリーだとその部分が弱いだろう。

 

・この予想では咆哮や闇に呑まれる等、世界の終焉への掘り下げ方が雑で不明瞭

 

本当にここはよくわからない部分である。

実はChapter1でゲームオーバー時タイトルに戻るを選択すると、世界は闇に包まれてしまう。プレイヤーの手から離れてしまったからだろうか?また、闇に包まれた後世界が終わりに近づいた時、3人の勇者が世界を救う話も掘り下げていない。う〜〜〜〜〜〜ん…………

 

ガスターの実験として「闇は深みを増しどんどん暗くなっていく」という説明があるから、アズリエルのゲーム内の設定として片付けようにも難しいんですよね さっぱりわかりません

 

 

他にもあると思うが取り敢えずこの辺で

 

4. 現状有る気になる要素について

 

・館のアズリエルの部屋について

 

クリスが目を背けたくなる事柄は、自分がニンゲンであるという話に関連する内容の事だろう。アズリエルはその事について悩んでいたり、解決しようとしたのを目にしたく無いからクリスは目を背けたのでは無いだろうか

 

クリスは、見なくてももう知っている気がすると言ったのは、複数回同じ光景を見ているから?だとするとテストプレイがされた可能性は尚更高まるかもしれない。

 

・闇の泉を開いたのは誰?

 

1回目はラルセイ 2回目以降はChara(仮)に無意識下で命令されたクリス 最後は3人で開く

 

2回目以降はクリスに命令したキャラクターは、Charaというよりストーリーの成り行き通りに動くキャラクターだと予想している。Aルートではノエルの脳内に「とても怖い声」がクリスから発せられており、これはアン◯ーテー◯でGルートになった際Charaが徐々に想起されたのと同じではないか、そうした予想になった。

 

 

最初に書いた時はこれ以上何も思いつかなかったのでまとめに入っていたが、違う視点から色々と追記しようと思う。

 

以下追記

 

追記1 メタ要素からストーリーを1から振り返る

 

このゲームは製作者がアン◯ーテー◯と同じであり、周知の通りとんでもないメタ要素を取り入れる事で有名だったが、今作は彼が特にメインに力を入れているゲームであり、そちらの視点から見る方が良いのではないかと思い、考える事にした。

 

まずメタ要素という意味でこのゲームの要素から振り返ると、

 

・ゲームの製作者のような存在がいる。

・(製作者のような)立場の高い人間に意のままに操られる、と言ったような要素が多い。

ガスターがこの世界を実験・観測と言ったような表現で見ている。

 

続いて、直接的なメタ要素ではないがメタ要素に関係しそうな要素を挙げる

 

・この世界では如何なる者も思い通りに動くことが出来ない

・主人公のクリスは元から人生があり、どうやらそれをプレイヤーが何らかの形で操っている

・どうやらクリスはコンプレックスを持っており、それに苦しんでおり、それにまつわる差別も存在する可能性がある。

 

他にも山程あるが取り敢えずここで終わり 今後出てくる要素は皆が知っているような要素なので然程問題は無さそう

 

最後に、メタ要素の極限のようなゲームになりそうなのを踏まえて今後出てくるであろう要素を挙げる。

 

・ゲームを作った人間、プレイする我々という存在 

・上に続き、何故我々はこのゲームをプレイするのか、何故このゲームが作られたか つまり何のためにこのゲームはあるのか

 

2つのみだが、非常に重要な要素と勝手に考えている。

 

追記2 メタ要素から展開自体の予想

 

 

このゲームは製作者が様々な目的があって作られており、ゲーム内の世界はその為に存在している。そしてプレイヤーはその世界をプレイヤー毎に異なる様々な目的でプレイしている。(ここまでは事実)

 

その要素を出すためにまずこのゲームの世界は、ゲームを作ってる側の表世界と、ゲームの中の世界である裏世界と分かれており、そのゲームを作ったアズリエルにとっては裏世界というゲームの世界はアズリエルの目的を果たす為の世界であり、その為にキャラクター達(ダークナー)に設定・記憶・目的を与え、彼らはその通りに動いていた。

 

表ストーリーではこの部分を物語終盤で回収する。アズリエルの目的の為に、設定・記憶・目的を与えられた事に当キャラクター達は気づくが、過激な親の元生まれた子供のように、ただ操られるだけの存在じゃない!と反旗を翻す。

ノエル、クリス、スージィといったような存在が同じような経験をしており、その部分でも一致団結するのだろう。 実際はダークナーはライトナーの為の存在になっているが。

その後は上記の予想と同じである。。

 

 

 

 

 

裏ストーリーでは物事の全てが判明する。主人公達を裏から操る存在であるCharaをノエルが突き止めた事により物事の全てが判明する(ここ曖昧)。このゲームはプレイヤーの為に作られた物であり、ライトナーもダークナーも関係無く、全てのキャラクターが設定・記憶・目的を与えられており、その為に動いている事、このゲームはプレイヤーに教訓を与える為の物であり、そのシナリオのためにCharaが世界を破滅させる事まで全て既定路線であり、プレイヤーが最後までゲームをクリアしようとする限りその路線からキャラクター達が逃れられない事を知る。

 

自分達キャラクターが製作者側の目的の為の存在である事・プレイヤーはそれに反して、このゲームで自己満足する為に行動している事、それを阻止する為にキャラクター達が躍起になってプレイヤーを止めようとするも、それ自体がプレイヤーが求めている行動である事をCharaの口から知り、キャラクター達は発狂するも、プレイヤーを止めるのが最善の選択と考え、全てをアズリエルに託し、プレイヤーと戦う。以下上記予想と同じ。

 

表ルートでダークナー達が味わったショックと同じショックを裏ルートで全員が味わうのである。

 

クリア後の世界はリスタート出来るが、一部キャラクターは真実を知っており、言動内容が異なる。

 

Charaは最後にプレイヤーに語りかける。プレイヤーがいる世界は本当にこことは違って自由なのか?ダークナーとは本当に違うと言えるか?と言い放つ。

 

また、モブキャラ達の反応も気になる。現代社会において誰かの操り人形、という言葉はよく耳にするが、そうした存在になりたくない!と言いそうな雰囲気をモブキャラに感じるが、そうして行き着く先は違う誰かの操り人形なのだ。それを聞いて絶望するか、楽しければ何でも良いと思うか、全てを受け入れるか、それは各々が大事にする物、すなわちアイデンティティによって変わるのではないだろうか。

 

また、昨今の時代、本当の意味での現実世界においても、何が自分の自我かわからない事も多いのでは無いだろうか。現実とゲームの世界を題材にしたこのゲームは、現実の世界の描き方にはそうしたリアルな問題を描いているように見える。自分がただの「モブキャラ」であるという事を知って、それでどうするか、という事への解答に正解は無いのでしょう。通常ルートはそこを明るく綿密に描きそうな予感がする。操られているかどうかより大切にしたほうが良さそうな物もある、というオチになるのか、その辺は筆者の頭がこの難題なテーマに追いつく頃に思い出して予想を書いてみたい。

 

まだ触れられてない部分が沢山あるが一旦ここで終わり。順次追記追加予定

 

 

追記終

 

 

 

 

 

5.まとめ

 

ストーリーの全容が掴めたような気がしたが、実際はまだわからない部分が多い。また何か思いつけば色々と足す可能性がある。本当に奥が深く、読み解けそうで読み解けない難しさがあり、楽しい反面もどかしい。重ねて言うが、このゲームはメタ要素を極限まで取り込んでいると思っているし、まだ自分の予想程度ではそのメタ要素は少なすぎる為、その部分を予想していきたい。スパムトンNEO一つとっても回収してない要素は山程あるし、筆者は肝心な部分は全く触れていない気がする。作者のToby氏は凄まじい…

 

やっぱり全容が知りたい〜〜〜!!でも予想を当ててみたい悪い感情もある…

 

6.補足

 

・ラルセイはAルートでスージィと仲良くなればそれで良いと言ったのは何故?

 

ここはあまり深く考える必要は無さそうだ。多分クリス・ラルセイ・スージィで世界を救うという方向性と仮定すると、最初仲良くなかったラルセイとスージィが仲良くならないと世界救えないので。仲良くなるというのはクリス本人に見せる意味でも重要であり、相手がスージィなのをラルセイの本心だった等の話ではなさそうだ。

 

・ラルセイがクリスとスージィの名前を初見で当てた事について

 

初めから来る事を知っていれば、そもそもテストプレイ等をしていなくても当てられるかもしれない。しかし、数回リスタートされたような痕跡も複数ある為、やはり断定は難しい

 

・スパムトンNEOの糸を切ったのは?また、ジェビルやスパムトンに電話をかけて真実を伝え精神を狂わせた人物は?

 

全てCharaだと思われる。スパムトンは真実を喋りすぎており、その為に最後の糸を切ったのだろう。電話に関しては不明瞭だが、ガスターである可能性が低く、Charaである場合は辻褄が合う為だ。

 

・Chapter終了時Lvが上がっている理由は?

 

Chapter2に行った時初めて気づいたが、強さが高まっている。Chapter2終了時に更に強さが高まっている。これは撃墜数に関係無いが、撃墜数が多いと更に強さが高まっている。

 

今作のLvはアン◯ーテー◯の意味としても、レベルという意味も持ち合わせているのかもしれない。アン◯ーテー◯ではプレイヤーのLvが高まるほどCharaが干渉してきたが、今作は果たして…

 

7.その他何でも

 

・アズリエル、4んでないか…?

 

とある場所でこのような説を複数見て、そんな筈は無いと思ったが、何か引きずってしまったのでここに書く

 

まずアズリエルは作中で姿が一切描かれておらず、姿が確認されているのは8年前の画像(プレイヤーは見れない)やとしょんかの本の延滞(8年弱)の件のみである。(特に本に関しては返す事はないとクリスが言っている)ニンゲンのクリスを子供として迎えているのも理由がある可能性があり、トリエルとアスゴアの離婚理由もそれに関連させられると筋が通りそう…

 

また、あまり持ち出すべきかは分からないが、ストーリーがなんとなくMother3と似ているという意見があり、もし意識をしているのならばアズリエルの枠は4んだの兄弟クラリ… かもしれない。

 

その場合トリエルは現実逃避をしている事になるが、そうなるとライトナーにとっての夢の世界であり理想の世界である闇の世界で、夢から覚め現実に戻らなければならないと言い放つ存在が、居てほしいという願望から生まれたようなアズリエル(ラルセイ)なのはより筋が通り味があるように思われる。

 

そうなるとラルセイは何者…?となるが、ゲームマスターのような存在のラルセイは実際はアバターである可能性があり、下手をすれば何者かによって命を奪われ封印されてしまったとか…?(56された挙句別人として利用されるのはまさしくMother3のクラリ…だ)

 

そうなると色々とすんなり来る部分も多い。館のアズリエルの部屋をクリスは見ようと思わなかったのも、これ抜きでの考察から踏まえると、アズリエルがクリスがニンゲンである事に苦しんでる事を案じた結果の検索結果が出てくる故に目を背けた、という結論になりそうだが、「もう既に知っている気がする」と言って目を背ける部分への違和感は拭えない(確率が低くは無いが不自然ではあり、何よりニンゲンである事からの目の背け方をする場合このような文では無い)。

 

しかしアズリエルが◯んでる場合話は違う。既に◯んでる事をクリスは知っているから、その検索結果が出るのを見るのを拒んだのでは無いだろうか

 

スージィ含めてライトナーの誰もがラルセイの顔に見覚えが無いのも不自然だ。誰か一人はクリスの兄である事を言っても良いのではないだろうか?

 

と、根拠(?)を挙げてきたが、実際は不自然な部分も多い。

 

まずアズリエルは1週間後に帰ってくるとトリエルは言っているが、帰って来なかった場合どうするのだろうか?クリスが今まで現実逃避の手助けをしていたのだろうか?(身代わりを用意しアズリエルと誤認させる等)

 

奇しくもクリスの検索履歴の「大学 夏休み いつ」は身代わり説を推すと辻褄が合わない事もない。しかしそもそも身代わりになりそうなキャラクターが思いつかない…

 

また、アズリエルが◯んでるとして、ラルセイは何者なのか?

 

考察通りに話を進めると、Charaのような存在が動かしてる事になるが、それをする意味はあるのだろうか?どこかでトリエルと再開し、本当に目の前に生きていると信じてしまい闇の泉を閉じないようにさせるとか?可能性はあるがアズリエルが泉を閉じようとしている以上回りくどい印象を覚える。

 

また、そもそもアズリエルとクリスは遊んだ形跡があり、モブキャラもヨッシーの話をしてるので、クリスが代わりの子供というのも信じ難い。しかし全てがトリエルの現実逃避への配慮とするならば合点はいかなくも無いが流石に不自然さが勝り苦しい。

 

総じて、テーマとして辻褄が合う説だが、年齢等で違和感感じる部分があるも、それで完全に否定できる訳でもなく仮にそうだとして筋がギリギリ通るラインなのでなんとも言えない説だった。正直あらゆる面でこちらの方がテーマに沿ってるので推したいが、拭えない違和感が残る。スマブラに関してもトリエルの現実逃避に付き合ってる、でギリ話が通らない事も無いので。

 

ちなみにこれを追加した後に気づいたが、クリスとアズリエルとトリエルが映った写真があったらしい この欄に書いた内容の7割くらいは意味無いですね

 

色々と考えてみましたが不自然な部分が多く、ひとまずこの説は無しという事で。一応残しておく。

 

 

・クリス=Chara=騎士?もしくは札人者?

 

個人的に絶対に無い筈の説だが証拠だけ何故かちょっと揃っている説

 

証拠を挙げると、まずChapter2冒頭のクラスへの言葉はトリエルの言葉では無いという事

 

パイが食べられた事に気づいたトリエルは、目の前でクリスが食べていたのを見た訳では無いのであの言葉は不自然

 

となると発言主はアズリエルしかいない。(文のSEからも明らか)

 

クリスがナイフを用いて何かをしようとしたのを見たのは明らかであり、過去の回想だと判断すると、まず過去に闇の泉を広げたのでは無いか?という説

 

闇の泉はChapter1の時点で2つある為、クリスが開いたのは源泉と言える

 

また、実はアズリエルのベッドの下には隠れた足のように見えるものがあり、これがアズリエルでは無いかという説がある。もし正しければアズリエルは4んでいるか、昏睡状態と言える。

 

クリスが最初から騎士であるならば、まず闇の泉を開き世界の崩壊の第一歩を歩み、巻き込まれたアズリエルは昏睡状態となり倒れたという路線。

 

流石に違和感しかなく、例えこの説だったとしてこの展開をする必要性が感じられないので、これ以上書く前にやめておく。突然行方不明になっている話になり、流石に現実逃避にしても伏線が無さすぎる上不自然なので… 明確な否定はできないが ある日突然大学にでも行った話になる上、そもそも失踪ならトリエルが現実逃避する理由にもならない。

 

そもそもこれ言っているのはアズリエルじゃなくてトリエルで、Chapter2のラストに繋がるだけじゃないかと考える。終

 

・別ルートのノエルの「懐かしい感じ」は、別に世界をリスタートさせてる事には関係ないかもしれない

 

そもそもこの発言は今のクリスが昔のクリスを思い出すという意味での発言であり、関係が無い。バードリーの匂いが冷凍〇〇というのは確認出来てないので、これも嘘と考えると、やはりこの世界はリスタートされていない気がする。

 

・クリスは「最近」様子が変??

 

これは登場人物のうち複数人がいう言葉だが、「最近」とはどういう事だろうか?プレイヤーがクリスを操ってから、と考えると1日前だが、それを最近というだろうか?

 

長くなるので端折るが、もしそれより前からおかしいのであれば、Charaがクリスを乗っ取ったのがその最近、となるだろう。強いていうならばクリスの体に慣れる為に色々と試していた可能性があるが、それを文脈に入れる意味が分からなく、あまり考えない方がいい。正直「最近」は1日前を表してても良い気がする。

 

 

・このゲームを「裏技」から見るとまた新しい発見があるかも?

 

デル◯ルー◯は勿論ゲームの世界であり、謂わば裏技のようなものが存在する。結論から言えばそれはAルートの事だ。

 

Aルートは複数のフラグ・イベントを回収しないルートを辿ったものであり、回収しなかった結果としてノエルが想定外の行動を起こし、アズリエルは戸惑いを隠せなかった。

 

このゲームにおける「裏技」とはどういった役割を持つのだろうか?アン◯ーテー◯における裏技は、一部YouTuber等はデバッグモードを使用してフラグを無視した結果の結末を見ようとする事がある。特にこのゲームは色々と自由に動かしやすく出来ており、尚更そうした事をしたくなる人は多く出来ている。

 

今までのを踏まえると「裏技」は、謂わば既定路線から外れ、ゲームの世界をゲームとして好き勝手上から操る為の存在として見ている事の表れと言えるだろう。そしてこれからのChapterも、別ルートはネットで調べて初めてわかるような裏技を使う事で、アズリエルの想定から全く離れたルートになるのだろう。

 

「裏技」が既定路線から外れる、支配から逃れる事への象徴になるならば、通常ルートではスージィが全く違う、アズリエルも想定していない近道を発見し、それを進んでいく事で意図せずアズリエルの真実が分かる、といったような事があるかもしれない。

 

別ルートではそもそもプレイヤーが裏技使いまくってるので、スージィでさえ見つけられなかった裏道を一人で見つけ、進んでいく事でCharaを含む全ての真実が分かる、といったようなことがあるかもしれない。

 

・通常ルートはその全てが「日常」であり、Aルートはその日常を崩す「崩壊」

 

何言ってんだお前という感じだが、ゲームの既定ルートというのは平和な世界で何事も無くおこる現象であり、その全てが平和なのである。アン◯ーテー◯もPルートは終始平和であった。これは部外者のプレイヤーやCharaがゲームにあまり関わらず、地下のキャラクターとフリスクが引き起こすドタバタにとどまったから故の印象である。  

 

デル◯ルー◯も同じ印象を覚える。プレイヤーの動向、時に「裏技」を使った際、織りなす日常は崩れ去る。本当の現実世界に置いて、特に何も変化が起きず皆が優しい平和な世界に、ある日突然明らかに様子のおかしいヤツが現れた際、その世界はどうなるのか、という視点からも描かれているように感じる。とても実際に起きて欲しくは無い事象であるが、優しい皆の違った一面を見る事が出来てしまう事象でもある。

 

もっとも、そうした事象を見たいが為に好き勝手するプレイヤーに皮肉を込めたアンサーを出したのがアン◯ーテー◯なのだが。

 

デル◯ルー◯も同じように、日常とその崩壊という対比でルートが変わっているのだろう。

 

 

・クリスがプレイヤーに乗っ取られるとはどういう事を表すのだろうか

 

クリスは知っての通り、ちょっとヤンチャで手がつけられない子供。既定路線ではプレイヤーに乗っ取られて「普通」の子供になっている。

 

これは周りの願望では無いのだろうか。現実世界でいう「良い子になって欲しい」という願望。実際本気で過激にそのように思ってしまう親は、子供をまるで道具として見てしまう性格であり、子供自身に向き合う気は無い傾向にある。

 

自分では無い奴に乗っ取られ、その人格を周りが良いように評価する。基本どんなに取り繕っても人格まで入れ替わる事は無いが、これはゲームの世界。登場人物にとっても理想の世界であり、良い子になって欲しいという願望をクリスにぶつけた結果とも言える。勿論ゲームのように子供に理想をぶつけるのは不適切であり、クリスはアイデンティティに悩む事になる。鏡を見て徐々に自分が自分である事に自信を無くしている様子は、そこからも来ていると予想する。

 

デザイナーベビーのように子供に欲をぶつけるのは、いわばその子供に別の人格が入って欲しいと思うような事だという事を、アズリエルがスージィ等に突きつけられるシーンが終盤にあるのかもしれない。少なくとも表ストーリーはそうした風刺が物語の要の一つになるのだろう。

 

・「忘れないで」とは?

 

アン◯ーテー◯で3人のキャラクターの絵(何かは不明)がSnowfulの物置にあるのは有名であり、その絵のタイトルは「忘れないで」

 

本作デル◯ルー◯のChapter毎のEDのタイトルは「忘れないで」

 

一体何を「忘れないで」なのか?

 

根拠の説明のしようがないので簡潔に言うと、これは誰かの冒険についての言葉だと予想しており、アン◯ーテー◯の3人というのは、やはりデル◯ルー◯のように思える。 

 

冒険について「忘れないで」と言うことは、忘れてしまうようなイベントがあるという事?物語をクリアして暫くすればそれを忘れてしまうプレイヤーに対する言葉にも見える。

 

結論から言うと、これはデル◯ルー◯で物語最後にアズリエルがゲームを強制終了させ、皆が記憶を無くしてしまう事を表しているのではないだろうか。ゲームの世界はプレイヤーの目的のために存在しているにすぎないのならば、それを表すかのようにアズリエルの強制終了で皆が儚く記憶を無くしてしまうのかもしれない。

 

しかし、スージィは皆と違い、操られない事を意識しているので、本当に忘れてしまう事を恐れてどこかで描いた絵を見て、全てを思い出して物語は前進するのでは無いだろうか 自分の予想のその部分は後で書き直した方がいいかもしれない。

 

 

 

 

変に長くなってしまった…

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも思いついた事や作中で見逃していた事があれば順次追加予定